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炭治郎のセリフ「起きて戦え」とは?他の三人は寝ながら戦ってた!|鬼滅

今回は、劇場版鬼滅の刃無限列車編での、
主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)の、

「起きて戦え」というセリフについてです。

 

これは、鬼滅の刃の映画のPVで流れたセリフで、
原作未読の方による面白い誤解もあったそうで、
楽しい話題だと思うので、当ブログでも取り上げてみます。

 

  • どういう状況のセリフなのか
  • 実際に、起きて戦えたのか
  • 寝たまま戦ったやつもいたのか

 

このような観点から、みていきましょう!

 

鬼滅の刃の映画のセリフ「起きて戦え」とは?

 

それでは、セリフについて確認していきましょう。

 

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善逸への叱責のセリフではない

 

これは炭治郎のセリフなのですが、ネットでは、
原作漫画を既読でないファンの方が、
寝たまま戦う戦闘スタイルをもつキャラである、
善逸(ぜんいつ )に対して言ったのではないか、
という誤解をしたという話が面白いです。

 

善逸は臆病な性格と自分は駄目で弱いやつという思い込みから、
普通の状態では戦えず、眠った状態ですごい実力を発揮して戦います。

 

ですが、炭治郎はまだ「無限列車編」の時点では、
善逸の戦闘シーンをみたことがなかったので、
もしも「眠りの善逸」をみたら、
このような叱責というかつっこみというか反応をすることは、
十分にあり得るのですが、実際にはそのような状況でのセリフではありませんでした。

 

もう一人の炭治郎からの言葉

 

「起きて戦え」のシーンは、炭治郎の夢の中の出来事でした。

 

この夢の世界では、現実の世界では鬼によって奪われた炭治郎の家族たちと、
炭治郎は平穏に暮らしていました。

ですがこの夢は、鬼の罠で見せられているもので、
目をさまして戦わないと危ない状況です。

 

夢の中で、炭治郎は川で水をくもうとしていました。

このとき、水面(みなも)に映った自分が語りかけてきたのです。

 

夢では、炭治郎は、鬼殺隊になる前の炭焼きの頃の格好をしていましたが、
水面に映ったもう一人の炭治郎は、鬼殺隊の隊服を着ています。

「起きて戦え」は、このもう一人の炭治郎が発したセリフだったのでした。

「攻撃されている」とも言っていました。

 

この「もう一人の自分の声」は、炭治郎の無意識による警告で、
他にも、ねずこの箱や、ある人の姿・言葉などがありました。

 

結果として炭治郎は、自力で鬼の罠からの脱出に成功します。

 

起きなくても戦ってた人たち

 

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「起きて戦え」のセリフの鮮烈な印象から、
下弦の壱・魘夢(えんむ)による夢を見せる攻撃を防ぐには、
夢からさめて戦うしかないように思えてしまいます。

 

しかし、実際には、眠った状態でも戦うことができた人たちもいました。

 

無意識領域を自力で守る伊之助と善逸

 

この魘夢の夢を見せる罠は、眠らせている間に、
手下の人間に、夢の中に侵入させ、
「精神の核」というものを破壊させるというものでした。

 

「精神の核」というのは、夢の外側の領域にある、
「無意識領域」というところにあります。

普通の人間は無意識領域には意識が及ばないため、
完全に無防備なのです。

 

しかし、伊之助と善逸の場合は事情が違っていて、
無意識領域には凶暴化した伊之助、善逸がいて、
侵入してきた鬼の手下の人間を追い払います。

 

煉獄さんは物理的に敵の動きを止める

 

無意識領域にまで意識が及ぶのは、
我がとても強い人間です。

 

流石にこの性質を持っているのは、
育ちが普通と違う伊之助や善逸だけらしく、
煉獄さんの場合は、無意識領域はガラ空きでした。

(*煉獄さんは他者を気づかえる人ですから、我はそれほど強くのでしょう。)

 

ですが、煉獄さんは、無意識領域で精神の核が破壊されそうになるのを、
防ぐことができました。

 

どうやったのかというと、夢の世界ではなく、
現実の世界の方で、夢に侵入して攻撃してきた人間を取り押さえたのです。

(*侵入者側も、現実の世界では眠っています。)

 

これは、勘(かん)がとても鋭い人間の持つ強い防衛本能によってなせる業で、
鍛錬を重ね実戦で経験を積んできた煉獄さんだからこそできることだったと言えそうです。

 

 

こんな風に、起きなくても結構、魘夢の攻撃に対して戦えるものなのですね!

 

実は炭治郎は起きず戦いもせずに攻撃を防いでいた

 

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起きずに戦えるなんて、煉獄さん・伊之助・善逸、みんなすごいですよね。

ですが、一番すごいのは、炭治郎かもしれません。

 

炭治郎は、自分の「精神の核」に関しては、
戦うことさえなく、守ることができたのです。

 

炭治郎の無意識領域は、太陽のような暖かさに満ちた世界で、
そこには、「小人」たちが住んでいます。

 

炭治郎の夢に侵入してきた「結核の青年」は、
この暖かさに触れたことで、精神の核を破壊することに関して、
戦意を失います。

魘夢にいい夢を見せてもらうために手を貸したのでしたが、
心が満たされたいま、その必要がなくなったのでしょうね。

 

起きて戦う必要はあったのか?

 

こうしてみると、寝たままでも結構、
鬼の罠に抵抗できているので、
もはや「起きて戦う」必要すらあったのか、
疑問に思えてくるほどですね。(笑)

 

実際、魘夢本人は、鬼狩り(鬼殺隊士のこと)の勘の鋭さをかなり警戒していて、
自分が近づくと鬼の気配で目をさましてしまうことを恐れています。

 

だから、人間たちの攻撃さえ防いでしまいさえすれば、
問題はないようにも思えます。

 

しかし、これには問題があります。

精神の核を守り続けることができたとしても、
夢からさめることができるわけではないからです。

 

夜明けが来れば、もしかしたら術は解けるかもしれませんが、
特に煉獄さんの場合、相手が人間なので仕留めるわけにはいかず、
あくまで最低限、動きを止めることしかできません。

これは、時間的にそこまで長時間できるものでもないでしょう。

 

炭治郎にしても、たまたま結核の青年がいい人だったからよかっただけで、
他の手下だったら、こううまくはいかなかった可能性が高いです。

 

さらに、もしも鬼がもう一体いたらお終いです。

現に、無限列車には、上弦の参・猗窩座(あかざ)というもう一人の鬼が、
後でやってきました。

 

魘夢自身も、ある「準備」が完了して、列車と一体化ができた後なら、
鬼狩りたちが目をさますのも構わず襲ってきたでしょう。

寝起きでの戦いとなると、煉獄さんでも勝てたかどうか?

 

だから、こう考えると、自力で目覚めた炭治郎や、
「爆血」を使って他の隊士を起こしたねずこの活躍は、
素晴らしいものだったと言って間違い無いでしょうね。

 

まとめ

 

  • 「起きて戦え」のセリフについて
  • どのような状況のセリフだったか
  • 起きなくても戦えるすごい人たち
  • 戦わずに精神の核を守れた炭治郎
  • でもやはり起きて戦うの大事だった

 

以上のような内容でした。

ありがとうございました。

 

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