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鬼滅の刃無限列車編[TVアニメ版]第一話の感想・気になった点などまとめ

大ヒットした映画「鬼滅の刃無限列車編」が、
2021年10月から、テレビアニメ版として放送され話題になりましたね。

その第一話は、新作エピソードということで、
劇場版にも原作漫画にもないお話でした。

 

ここでは、そのオリジナルエピソードである第一話を視聴した感想などをまとめてみます。

コミックや映画の無限列車編からは想像できなかったような内容もありましたので、楽しめましたので、まだの方はぜひチェックしておいてほしいです。

(*以下、気をつけていますが、若干のネタバレに注意です。)

 

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「無限列車」について

 

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まずは、映画で戦いの舞台となった「無限列車」についていくつか。

 

作中でも「無限列車」と呼ばれていた

 

まず、「無限列車」という呼び方ですが、原作でも映画でも、
登場人物たちは特に使っていませんでした。

個人的には、劇場版のタイトルに入れるために、便宜的に制作側が使っている名前に過ぎず、
作品世界の中では特にそのような呼び方はないのかな、と思っていました。

 

ですが、アニメ版無限列車編の第一話では、普通に、「無限列車」という呼び方が使われていました。

煉獄さんも、何度も「無限列車」という言葉を口にしていました。

 

「無限列車」で「事件」が起きたことが、新聞で報じられていて、
一般人も事件のことを知っているようでしたが、
確か、「例の無限列車の事件が・・・」みたいに話していました。

 

「無限列車」は車庫入りしていた

 

その無限列車ですが、「事件」のため、運行させずに車庫入りさせられていました。

理由は、不吉だからという感じのようで、列車に愛着をもっている整備士さんたちは、
俺たちの無限列車は悪くないのに、みたいに、悔しそうな様子でした。

 

「鬼滅の刃」では、職人気質の人がたまに登場します(浅草のうどん屋さんとか)が、
鬼たちと鬼殺隊の戦いの場となってしまった列車を、大切に整備していた人々がいたということを知ることで、
鬼滅の刃の世界観の奥行きを今まで以上に感じることができた気がします。

 

煉獄さんは調査のために無限列車を探していて、
車庫にやってきたのですが、その次の日の夜に運行再開することがすでに決まっていたので、
調査(というより鬼狩り)の続きは、列車に乗り込んで行うことになったわけですね。

 

このあたりは、やはり、列車で事件を起こして「柱」をおびき出そうとする鬼側の作戦がまんまとはまったということになるのでしょうか?
妙にタイミングがいいのはさすがに偶然とは思いますが、
実際のところどこまでが予定/作戦だったのか、謎ですね・・・!

 

「無限列車の鬼」は魘夢(えんむ)だけではなかった?

 

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新聞にも報じられた無限列車の「事件」というのは、
「切り裂き魔」の事件とされていましたが、
もちろんその犯人は、「鬼」でした。

 

魘夢(えんむ)の仕業ではない?

 

無限列車の鬼といえば、魘夢(えんむ)ですが、
「切り裂き魔」は、別の鬼でした。

 

テレビ版無限列車編・第一話では、「事件」の様子として、
車内で車掌さんが怯えて逃げる姿が描かれるのですが、
この時点で、「映画のときと随分と違うな」と思っていたら、「そうか、全然別の鬼の仕業なのか」、
と納得しました。

 

「切り裂き魔」の鬼は、猗窩座(あかざ)に少し似ていて、
人間に近い姿をしていて、爪で切り裂く攻撃を得意としているようでした。

 

「雑魚鬼」の謎がまずますわからなくなった?

 

これまで、「無限列車」の事件に関わった鬼は、基本的に魘夢だけだと思っていました。

 

煉獄さんや炭治郎たちが列車に乗り込んだ直後に、

原作では一体、映画では二体の異形の鬼が出てきたのですが、
この雑魚鬼は、あくまでも魘夢が鬼気術でみせた夢の中の存在だという説が有力だと私は考えてきました。

 

しかし、実際に無限列車に、魘夢以外の鬼が少なくとも一体はいたのだとすれば、
この異形の鬼も、実在の鬼で、眠る直前の場面で煉獄さんが倒し、
その後に術が効いてきて眠りに落ちたという可能性も、説得力をもつようになってきたと言えるかもしれません。

 

魘夢(えんむ)はいつから無限列車にいた?

 

無限列車の事件が、魘夢ではなく「切り裂き魔」の鬼によるものだとすれば、
一体、魘夢はいつから列車に関わっていたのでしょうか?

 

「テレビアニメ版」を観る前は、無限列車の事件は魘夢が単独で起こしたものと思っていました。

何らかの事件が起こる「列車」に、鬼殺隊員たちが調査に出向いたところ、
誰も帰ってこない、となった結果、柱である煉獄さんを向かわせるしかなくなったのだろう、と。

 

帰ってこなくなった鬼殺隊士たちを倒したのは、切り裂き魔の鬼なのか魘夢なのか、とか、気になってしまいますよね。

 

ただ、第一話の最後、切り裂き魔を倒した煉獄さんは、これで終わりではない、と言い、
無限列車にはもっと危険な鬼が潜んでいる、と予想していました。

これは、十二鬼月・下弦の壱である魘夢の気配を察知してのことだと思いますので、
やはり魘夢は、ずっと列車に潜んでいたのだろうと思います。

 

新聞記事などの情報から手口をさとらせないために、あえて派手なやり方をする「切り裂き魔」の鬼に「事件」を起こさせて、
調査にやってきた柱に、切り裂き魔とは全く別の戦い方でしとめる、という作戦だったのでしょうか。

 

「うまい!うまい!」のシーンや弁当たくさんの真相

 

新作エピソードだった「アニメ版無限列車編第一話」の一番の注目ポイントは、
実は無限列車でも切り裂き魔鬼との戦闘でもありません。

 

むしろこの回の価値は、無限列車編本編登場時の煉獄さんの「うまい!うまい!」のセリフの背景を丁寧に描いた点にあると思います。

 

煉獄さんがそば(天ぷらも!)を食べるシーンが

 

まず、序盤から、炎柱である煉獄さんの食事シーンがあるのがいいですね。

 

「うまい!」といいながらそばを食べ、おかわりもします。

 

職人気質のそば屋のご主人にも気に入られ、天ぷら(かき揚げ)をサービスされるなど、微笑ましいシーンでした。

ちなみにこの場面では、鬼殺隊の隊士の少年が同席しています。

煉獄さんを尊敬していているからなのか、凛とした雰囲気があり心優しそうな少年で好感が持てました。

 

お弁当屋さんが登場

 

そばを食べ終え、事件についての調査を続ける中で、
煉獄さんはお弁当屋さんに出会います。

 

お弁当屋さんは、おばあさんと孫娘の二人で、手売りしています。

 

お孫さんの方は、中々に気が強く、「鬼なんていない!」と、
煉獄さんのことを警戒する様子を見せました。

 

実はこの性格はおばあさん譲りなのかもしれません。

というのは、後に切り裂き魔の鬼が襲ってきた時には、
孫を守るためにお弁当を投げつけています。

 

これが意外と有効だったらしく、煉獄さんが駆けつけるまでの時間を稼いでくれました。

 

この他にも、このお弁当は、煉獄さんが車庫に調査に行く際にも役に立ったり、
物語を動かす主役といっても過言ではない存在でした。

 

煉獄さんは、お弁当屋の二人を助けたお礼にお弁当をもらうのですが、
映画や漫画で見られたように、大量の弁当を列車に持ち込むことになった理由が、
楽しいものでした。

 

煉獄さんの父が登場?

 

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「第一話」を語る上で外せないのが、煉獄さんの父親のかっこいいシーンです。

 

映画では、柱になったことを報告した息子・杏寿郎(煉獄さん)のことを認めようとしなかった場面が描写(といっても夢の中でですが)されるなど、
ほとんど活躍が描かれていない煉獄さんの父である元炎柱・煉獄槇寿郎(しんじゅろう)。

声だけが無駄にかっこいいんですよね(CV小山力也さん)。。

 

そんな煉獄父の貴重な、かっこいいシーンが描かれています。

 

もちろんこれは現在の姿ではなく、誰かの回想シーンで、
現在の煉獄さんと同じ20歳頃でしょうか、
鬼狩りとしての凛とした勇姿が煉獄さんに重なります。

 

現在はもう戦わなくなってしまった煉獄槇寿郎氏ですが、
人々を守り鬼たちと戦ってきたことは、息子である杏寿郎さんに確実に受け継がれていたことがわかる描写に、感動させられました。

 

まとめ

 

今回は、無限列車編本編の前日譚である、アニメ鬼滅の刃無限列車編の第一話について取り上げました。

 

本編では触れられてこなかった戦いの背景や、
煉獄さんと一般人や他の隊士たちとの触れ合い、
鬼の意外な(?)設定や、
煉獄さんの父親、列車で食べていたお弁当の背景なども描かれていて、
原作漫画にないアニオリ展開ながら、とても楽しめる回だったと思います。

 

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