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【鬼滅の刃】瀬田宗次郎が元ネタとなったと思われるキャラや能力について

「少年ジャンプ」で連載されていた大人気漫画「鬼滅の刃」は、

同じくジャンプ漫画である「るろうに剣心」を

とてもリスペクトした作品であるといって間違いないと思います。

 

るろうに剣心、略して「るろ剣」をよく知る人が読めば、

「鬼滅」は、とてもうまく「るろ剣」の要素を取り入れていると感じる瞬間があるはずです。

 

【関連記事1】 => 鬼滅の刃がるろうに剣心のパクリと言われる理由は?|共通点や比較も

【関連記事2】 => 悲鳴嶼行冥はるろうに剣心の安慈 (あんじ)と似てる?共通点を挙げてみる

 

ここでは、鬼滅の刃でもトップクラスに人気のキャラたちが、

るろうに剣心(略して「るろ剣」)の人気キャラ・強敵キャラである、

「瀬田宗次郎」を一つのモチーフというか元ネタにしている気がする、

というような話をお届けしたいと思います。
 

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るろうに剣心のキャラ・瀬田宗次郎とは

 

るろうに剣心に登場するキャラクターである瀬田宗次郎(せたそうじろう)について、

一応、簡単に説明しておきます。

 

主人公・剣心とその敵・志々雄一派

 

るろうに剣心は明治の時代の日本を舞台とするお話です。

明治になる前の江戸時代の末期、つまり幕末の時代に暗躍した

伝説の人斬りである緋村剣心(ひむらけんしん)が主人公です。

剣心は、多くの命を奪ったことへの後悔から、

もう二度と人を斬らないという「不殺(ころさず)」を心に誓い、

明治の世を旅する自由の剣客として生きています。

 

平和に暮らしていた剣心でしたが、明治政府を倒して日本を手中におさめようとする、

志々雄真実(ししおまこと)たちと戦わなくてはならなくなります。

 

志々雄一派には、強力な兵器やたくさんの兵隊が用意されているだけでなく、

一騎当千の実力を持つ、「十本刀(じゅっぽんがたな)」という剣客たちが所属しています。

 

瀬田宗次郎は十本刀最強の剣士

 

瀬田宗次郎というのは、若い青年で、剣心と同じくらい優男(やさおとこ)、

しかもとてもにこやかな表情をしていますが、

十本刀で最強の実力を持ち、かつて幕末最強と言われた剣心でさえも勝てるかどうかわからない相手でした。

 

いつも笑顔なのですが、命を奪うことに躊躇がなくて、

微笑みながら斬りつけてきたりするので、見かけによらずかなりこわいキャラです。

 

「るろうに剣心」では、新撰組最強とされる剣士である沖田総司(おきたそうし)も、

過去の回想みたいなシーンで登場するのですが、

宗次郎と沖田のキャラデザは、なぜかそっくりです。

 

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「感情欠落」とスピードが武器

 

瀬田宗次郎は、剣術の天才で、「天剣の宗次郎」の異名をとります。

それだけでなく、もう二つの能力があります。

 

一つが、「感情欠落」です。

 

宗次郎がいつも笑っているのは、「喜怒哀楽」の感情のうち、

「楽」以外の感情がなくなってしまったことが原因なのですが、

剣の戦いの上では、これがアドバンテージになっています。

 

なぜかというと、感情の動きがあれば、

剣心クラスの剣の達人ならば動きを読むことができるからです。

普通は、感情に応じて、「殺気」や「闘気」などを発するので、

それらの「気」を察知して先読みができます。

 

「感情欠落」のため宗次郎は、そのような気を発する感情がないので、

相手は、目で見て対応するしかないのです。

 

しかし、宗次郎が本気になると、動きそのものが目に見えないほどのスピードを出せるので、

視覚に頼って対応するのもかなり厳しくなってきます。

 

宗次郎の高速な動きは、「縮地」と呼ばれ、

同じくスピードに定評のある剣心の「神速」よりもさらに上の領域のものです。

 

高速の抜刀術「瞬天殺」

 

【るろうに剣心の漫画を読む】
宗次郎との戦いのクライマックスや感情欠落の原因にもなった壮絶な過去について読めるのは、16巻です。

 

瀬田宗次郎が唯一名前をつけた必殺技が「瞬天殺」です。

 

目にも映らない速さで動く「縮地」に、

「天剣」の抜刀術を組み合わせたものと言えます。

抜刀術(ばっとうじゅつ)というのは、「居合抜き」とも呼ばれる、

刀を鞘から抜くと同時に斬撃を与える技のことです。

 

【鬼滅の刃】瀬田宗次郎が元ネタとなった要素

 

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それでは本題です。

鬼滅の刃で、るろうに剣心の瀬田宗次郎が元ネタとなっていそうな要素について

みていきましょう。

 

我妻善逸の霹靂一閃

 

鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎の同期である我妻善逸(あがつまぜんいつ )。

善逸は雷の呼吸の使い手なのですが、唯一使える技が壱の型「霹靂一閃(へきれきいっせん)」。

 

一瞬で鬼の首を落としてしまう技で、その構えから、

抜刀術であると考えて間違いなさそうです。

(あまりに速いので、技発動前後の様子しか描かれていないので、技のディテールが不明ではあるのですが。)

 

雷の呼吸は、炭治郎がスピードアップに利用したこともあるくらいなので、

スピード重視の呼吸・型だと考えられます。

 

スピードを活かした抜刀術という点で、

宗次郎の瞬天殺に通じるものがありますね。

 

【善逸(ぜんいつ)の関連記事】 => 「まろび出る」とは?意味や漢字、語源を調査|鬼滅の刃の何話のセリフ?

 

闘気を読む/読ませない

 

鬼滅の刃に登場する、上弦の参・猗窩座(あかざ)は、

鬼たちの中でもトップクラスに強い鬼です。

 

【猗窩座(あかざ)の関連記事1】 => 「お前も鬼にならないか」の返し方は?煉獄の返事と富岡義勇の場合も

 

猗窩座の強さの秘密は、人間の頃から武の鍛錬をしていたことや、

鬼になってからは強さを追い求めることに執着していたことにあるのですが、

それだけでなく、もう一つ、おそるべき能力を持っています。

 

それが、相手の闘気を読む能力です。

 

目で見ていなくても、闘気を感知することで、

相手の存在を感じることができるようで、

これにより、ただでさえ強くてタフな上に、

全く隙がないという、ほとんど無敵かと思えるような強さに仕上がっています。

 

この能力のために、炭治郎は苦戦を強いられたのですが、

最終的に、この闘気を読む能力を看破し、

闘気を発しない戦い方(「透き通る世界」)に辿り着くことで、

猗窩座に対抗する術を手に入れることができました。

 

この炭治郎の戦い方は、ある意味では、宗次郎の「感情欠落」に通じるものがある気がします。

 

【透き通る世界の関連記事】 => 猗窩座の「至高の領域に近い」の意味は?闘気を練り上げても実は届かない?

 

まとめ

 

【鬼滅の刃とるろうに剣心の関係についての関連記事】 => 鬼滅の刃がるろうに剣心のパクリと言われる理由は?|共通点や比較も

 

るろうに剣心に登場する、瀬田宗次郎は、

主人公・剣心の強敵でした。

 

剣心とも名勝負を繰り広げた宗次郎でしたが、

この宗次郎の戦い方は、鬼滅の刃における我妻善逸や猗窩座、竈門炭治郎といった、

主要なキャラたちに共通するものがあります。

「鬼滅の刃」において、「るろうに剣心」の要素は、

リスペクトとオリジナルなアレンジによる昇華とともに、

受け継がれていると言えるのかもしれません。

 

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