今回は、アニメ映画「劇場版鬼滅の刃・無限列車編」や、
その原作のエピソードから、ちょっと面白いと思ったことをお届けします!
無限列車での戦いの一つのポイントにもなった「切符」。
切符には鬼が術をかけていたのですが、
それはそれとして、切符を単に「乗車券」としてみても、
中々に面白い考察(?)ができるのです。
- 炭治郎・伊之助の分も切符を買ってくれた善逸
- 禰豆子(ねずこ)は切符なし、つまり無賃乗車?!
上記のポイントについてみていきましょう!
無限列車の切符を買ったのは善逸
これは、映画ではなく、アニメ第一期の最終話でのエピソードになるのですが、
任務(アニメ版では任務として無限列車に乗車します!)のために、
炭治郎たちはまずは無限列車に乗り込むための切符を買います。
実際には、善逸がまとめ買いしてくれたのですが、
なぜ、あの怠け者(?)っぽい一面がありそうな善逸が、
自分以外の分も買ってくれたのでしょうか?
炭治郎・伊之助は汽車を知らなかった
理由は、炭治郎と伊之助は、汽車を目の前にしても、
それが汽車だと理解できなかったくらい、
鉄道についての知識がなかったからです。
野生児の伊之助は当然としても、炭治郎も山奥の出身ですからね。
善逸のいう通り「田舎者」なわけです。
伊之助なんかは、無限列車を見て、
「土地の主」だと思って攻撃していましたし、
そんな伊之助を見た炭治郎も、
「土地の守り神かも」しれないから、いきなり攻撃はだめだよ、
みたいな反応でした。
善逸が切符を買いに行ってくれたのは、その直前に、
刀を持っていることで騒ぎになってしまったこともあり、
(特に伊之助に)これ以上、珍しいものを見せてはしゃいだりされたら、
面倒だと思ったからなのでなないかな、と思います
(*善逸も実は元々、面倒見のいい性格なのかもしれませんが。)
禰豆子(ねずこ)は無賃乗車だった?
炭治郎たちが無限列車に乗車してしばらくすると、
炭治郎たちの車両(しゃりょう)に
車掌(しゃしょう)さんがやってきて、
「切符を拝見」と言った後、
一人一人のお客さんたちの切符に鋏(はさみ)を入れてまわります。
このとき、ねずこが切符を出した様子はありませんでした。
ずっと、炭治郎がいつも背中に背負っている箱の中にいて、
この時点では、ねずこは箱の外にまだ出てきていません。
もしかしたら、禰豆子の分も切符は買っていた可能性もゼロではありません。
何しろ善逸なので、禰豆子ためということであれば喜んで買っててもおかしくはないので。
禰豆子が本当に無賃乗車だったかなかったか、
どちらにしても、切符を切られることがなかったのは、ラッキーでした。
禰豆子(ねずこ)の無賃乗車は勝利の鍵だった?!
切符には鬼の仕掛けがしてあって、
車掌さんが鋏(はさみ)を入れると、
下限の壱・魘夢(えんむ)の血鬼術(けっきじゅつ)で、
眠ってしまいます。
ですが、切符を持っていなかった禰豆子は、鬼の術で眠りはしなかったわけですね。
もしかしたら寝てはいたかもしれませんが、
鬼の術とは関係なく、いつも通り箱の中で寝てただけなので、
列車が揺れて箱が落ちたときに、衝撃で目を覚ますことができました。
魘夢の術で眠らされていたら、普通は起きられないので、
ねずこが切符を持っていなかったことはラッキーだったわけです。
結局、炭治郎だけは自力で魘夢の術から目覚めることができ、
魘夢を探しに炭治郎が汽車の屋根に行っている間に、
ねずこの血鬼術で他の鬼殺隊士、つまり善逸・伊之助・煉獄さんを、
起こすことができ、汽車と一体化した魘夢から乗客を守ることができたのでした。
禰豆子(ねずこ)の無賃乗車は違法じゃないの?
もし本当に禰豆子が切符を持たずに乗車していたとして、
無賃乗車として問題にならないのでしょうか?
鬼滅の刃無限列車編は、PG12指定とはいえ、
よい子の皆も観る作品なので、ちょっと心配ですね?
ただ、いくつかの理由で、違法ではない可能性もあります。
- 人ではなく鬼だからOK
- 幼児化してるから切符不要
- 箱に入った荷物扱いでセーフ
二つ目のは、現代だと、
電車の切符が必要なのは小学生から、
というのがあるので、それみたいなのです。
でも、大正時代からそういうのあったのかな?(笑)
まとめ
- 善逸は意外と常識人?!
- 禰豆子は無賃乗車した?
- おかげで魘夢に勝てた!
無限列車の戦いの道具として使われた切符にも、
考察すると色々と深い背景(?)があるのですね。
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