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タピオカのポイ捨て問題はなぜ?問題点や対策のために必要なこととは

タピオカミルクティーなどのタピオカ飲料が流行していますね。

 

「タピオカ飲み過ぎ」で病院送りになるくらいハマる人もいるほどのドリンクですから、

流行するのもある意味では当然かもしれません。

 

しかし、タピオカを楽しむ上では、飲み過ぎないこと(とよく噛むこと)の他にも注意することがあります。

何のことかというと、最近注目され始めている問題「タピオカポイ捨て問題」のことです。

そこで今回は、この問題について軽いまとめを行い、考えていきましょう。

 

特に、タピオカ愛好家の方には、他人事ではないと思いますので、以下を読んで一緒に考えていただければと思っています(_ _)。
 

 

「タピオカポイ捨て」とは

 

色々と省略があるのでわかりにくと思いますのでますは、

「タピオカポイ捨て問題」とは何かについて説明しましょう。

 

タピオカの容器が放置される問題

 

タピオカのポイ捨てというのは別に、あのタピオカの黒い粒を投げ捨てるとかいうわけではありません。

 

タピオカドリンクというのは、プラスチック製の容器に入れて提供されるのですが、

中身のドリンクを飲み終わった後に、容器を路上などに放置してしまう人がいるらしいのです。

 

このように、タピオカ飲料を飲んだ後に、容器がきっちりと捨てられないことを、「タピオカポイ捨て」と呼びます。

 

自動販売機のゴミ箱に入れる人も

 

路上放置の他、タピオカの容器を、飲み物の自動販売機の横に設置されたゴミ箱に捨てる人もいるそうです。

 

タピオカドリンクの自販機とかではありませんよ。普通の自動販売機です。

 

自動販売機のところに置かれたゴミ箱というのは、

あくまでも自販機で買った飲み物の空き容器を捨てるためのものです。

 

なので当然、ペットボトルとか缶、ビンしか入れるべきではありません。

 

 

ゴミを入れるところに捨てようとする意志があるという点では、

道端に放置するよりは、多少はましかもしれませんが、

やはり、ちょっと困った行為と言わざるを得ませんね・・・。

 

路上や自販機に限らず、植え込みに投げ捨てられているような場合もあるとのことです。
 

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タピオカポイ捨ての問題点

 

では、タピオカポイ捨ては、どのような点で困るのでしょうか?

大きく分けて二つの問題があります。

 

  • 衛生面や景観の問題
  • 環境や資源再利用の問題

 

衛生面で問題になりやすい

 

タピオカは、もちもちした食感があるので、ドリンクの空き容器の中は、粘着しやすいと考えられますが、

衛生上の観点からは、このことが問題になりやすいという情報もあったような気がします。

 

事実、タピオカ飲料の空き容器に虫が湧いたり、ネズミがたかってくるという問題が懸念されています。

 

それと、これは個人的な予想ですが、砂糖をたっぷり使った飲み物なので、

その意味でも、虫とか菌(?)とかの栄養になりやすいという気がしますね。。。

 

 

虫がたかっている空き容器が道や自販機脇のゴミ箱に散らかっているという状況、

見た目的にもとても嫌な感じですよね。

さらにその上、ネズミが走り回ってたりしたら、ちょっと厳しいかも?

 

 

タピオカが売られている場所としては、渋谷や原宿というおしゃれなイメージの町があります。

タピオカティーそのものも、インスタグラムで「映える」ほどのおしゃれなドリンクです。

それなのに、タピオカポイ捨て問題のために景観が悪くなってしまうのは、とても残念な話だと言って過言ではありませんね(^^;)。

 

プラスチック再利用の問題も

 

すでに触れたとおり、タピオカ飲料の容器は、プラスチックでできています。

プラスチック製品のポイ捨ては、環境問題の観点からも問題です。

 

海外では、捨てられて放置されたプラスチックが海に流れ着いて、生き物の安全を脅かしています。

例えば、ウミガメたちが、ストローが刺さったり、プラスチックごみを飲んでしまうなどの被害を受けているという事例です。

 

 

また、プラスチックというのは地球の資源を原料にしてつくられているので、

再利用することでなるべく無駄にしないことが大切になります。

地球にある資源は無限にあるわけではなく有限なので、未来において枯渇してしまって人類が今のような生活をできなくなる恐れがありますからね。

 

分別をして出せば、再利用の観点から、適切な処分がされるはずです。

それを、分別せずに路上に放置してしまっていては、リサイクルなどができませんよね。

 

地球環境や地球の資源の観点からも、プラスチックをポイ捨てしてしまうのは、問題があるのですね。

もちろん、タピオカに限った話ではありませんね。

 

タピオカポイ捨ての原因は?

 

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一体なぜ、タピオカ容器のポイ捨ては起こってしまうのでしょうか?

その本当の理由については、ポイ捨てする当人たちに聞かなければわかりませんが、

原因となりそうな要素を考えて挙げてみることにしましょう。

 

インスタ映えだけが目的で買う?

 

タピオカドリンクが流行っている理由の一つは、インスタグラムを中心としたSNSに投稿することを楽しむ人が多いからだと考えられます。

他にも、ツイッターやTikTok(こちらは動画)などにも投稿されているかもしれません。

 

それが行き過ぎるあまり、ドリンクそのものよりも、写真をとることが目的になってしまっているという説があります。

せっかくドリンクを買っても、写真が投稿できたらどうでもよくなって、空き容器の処分にまで意識が回らなくなってしまうのかもしれませんね。

 

それで、飲み物自体も、それほど味わうことなく、飲みかけのまま放っておいてしまう、ということにもなってしまうという。

そういうのも、確かにありがちなことなのかもしれない、と思います。

 

多すぎて飲み残しが出てしまう

 

タピオカティーはサイズが選べますが、なかり量が多いものもありますよね。

 

なにしろ、飲み物なのに700キロカロリーいくとかいう話もあるわけですから・・・!

 

 

なので、せっかくだから大きめのサイズをと思って買ったものの、

想像以上に多くて飲み切れず、残ってしまうということもあり得ます。

 

飲み干せたならば、空き容器を持ち歩くのはわりと簡単で、

例えば家に持ち帰ってから捨てることもできますが、

飲みかけはさすがに持ち運びたくなくて、放置してしまうというのもあるのかもしれません。

 

ブームなので混雑している?

 

タピオカのお店といえば、行列ができているというイメージがあります。

 

やはり混雑した場所だとどうしても、ものが放置されやすいはずです。

例えば、大学の入学式の後などは、サークルや部活の勧誘のチラシが散らかってたりします。

捨てる気がなくても、人ごみの中でなくしてしまったり、ということもあるでしょう。

 

タピオカ店がどのくらいの混雑かはわかりませんが、移動が困難なくらい込み合っているのなら、

飲み終わった容器を持ち歩けないので、仕方なく放置するということもあるかもしれません。

 

ただ、いくらなんでも、たかだか飲み物のお店が常時そこまで込むとは思えないので、混雑が原因とも考えにくですね。

 

ゴミ箱が少ない?

 

そもそも街にゴミ箱が少ない、という問題もあるようです。

 

きっちりと捨てよう、という想いがあったとしても、肝心のゴミ箱がなければ、捨てられませんね。

もちろん、自宅など、捨てられる場所に着くまでは持ち歩くのが当然のマナーではあります。

 

しかし、マナーを守れる人ばかりであれば、このような問題は初めから起きていません。

 

そして、ある程度マナーがあって路上にポイ捨てするの勇気はさすがにないという人でも、

つい自動販売機のゴミ箱に捨ててしまう、ということになってしまっているのでしょう。

 

解決するために必要なことは?

 

タピオカ容器のポイ捨て問題を解決するためには、どのような対策が必要になってくるのでしょうか?

タピオカ好きや興味のある人にとっては、気になる問題だと思いますので、ここで一度、考えてみましょう。

 

お店にゴミ箱を設置

 

この問題には、お客さんのマナーや問題意識の問題もあるのですが、

原因の一つには、ゴミ箱がない、というものがあるのであれば当然、

ゴミ箱を置きさえすればある程度は解決するでしょう。

 

ただし、飲みながら街を歩く人たちや、インスタ写真撮影の際にお店から離れた別の場所に移動する人などの場合は、これだけでは解決しないと思われます。

お店だけでなく、街全体に設置するというのが必要になってくるかもしれませんね。

 

また、飲みかけの場合は、ゴミ箱に捨てるわけにもいきませんよね。

その場合は、飲み残しを捨てるための何らかの設備が必要でしょうね。

 

問題が注目されてからは、お店が実際に設置し始めているようですので、どのくらい効果が出るか、今後を見守りたいですね。

 

タピオカ飲料を飲む客層は?

 

そもそも、お店でタピオカを買って飲む人たちとはどういう人たちなのか?

やはり、それが分かった方が、問題の解決につながりやすいのかな、と思います。

 

女子高生が買うものというイメージがあるようですが、

中年男性にもタピオカドリンクのファンがいるし、また、外国人観光客もいるそうです。

 

ポイ捨てをしているのがどの客層であるかによって、必要な対応も違ってくると思います。

 

例えば、中年男性であれば、忙しい中で時間をつくってタピオカを買いに来ているということもあるでしょう。

その場合は、ゴミ箱や飲みかけを捨てる場所(トイレなど)を探す手間を惜しんで放置してしまう、という可能性もあるかもしれません。

大人なので、マナーや環境の点で問題になることを知ってもらった上で、飲み切れるサイズを注文するように呼びかけることで改善するでしょう。

 

ポイ捨てしている客層が若い人たちである場合も、基本的には意識向上が対策になると思います。

あまり考えず、つい出来心でやってしまう、というのがほとんどのはずですので。

ただ、こちらの場合は、インスタ映えのために大きめのドリンクを注文することによる飲み残しの問題は避けられないかもしれません。

小さなサイズでもSNS映えすることを誰かインフルエンサーか有名人が証明すれば、状況が大きく変化するとは思いますが。

あとは、環境問題の観点から意識を高めるのも有効だと思います。

おしゃれな商品の写真をとることもいいのですが、それ以上に、環境問題とか、社会や人類の抱えている問題というものを知って自分に出来ることをやっていくというのが、カッコいいことだとわかれば、自然に行動も変わっていくでしょう。

 

 

外国人観光客の場合は、そもそもの文化の違いというものもあるので、単純にマナーだけの問題とも言い切れません。

日本人が連れて行っているのであれば、その日本人の方が容器の処分まで教えてあげることが望ましいですね。

なので、日本人の中で、ポイ捨て問題への意識や認知を高めて行くことが必要でしょうね。

単独で来る外国人の方に関しては、周囲のお客さんを見て同じような行動をとるようにしている可能性があります。

周りの日本人が放置するので、自分も放置する、というパターンに陥っているのであれば、日本人客の方から行動を変えて行くことで自然に放置をしなくなっていくでしょう。

 

 

どの客層の場合であっても、マナーや環境への意識を高めてもらうことがまずは大切だと思います。

それにはやはり、行政や各種メディア、お店自身が発信していくことですね。

それで解決しなければ、飲みかけも含めたタピオカ容器の処分までお店が対応することが必要になってくるでしょう。

もしもそこまでやって駄目だったら、ちょっと厳しいかもしれません・・・!

 

結論[まずはマナー意識向上を]

 

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タピオカドリンクのプラスチック容器が路上などに放置される問題について、

原因や対策などを考えてみました。

原因については、色々と考えてみましたが、なんだか他人の代わりに言い訳を考えているみたいになってしまいました。

結局は、マナーの問題であるように思います。

なので、マナーや衛生・景観、それにプラスチックに関しての環境問題まで含めて、人々が理解して自分の問題として捉えるようになればいいですね。

対策に関しては、ゴミ箱設置などの現場での対策もある程度は機能すると思いますが、やはりお店側からも意識向上を訴えていったらいいと思います。

 

あとは、タピオカ飲料の飲み残しを発生させないために、ドリンクを持ち帰れるようなものがあるといいですね。

口をつける前に予め水筒などに移してから、飲み始めるという文化が生まれると、色々と違ってくるのかな、と。

それと、スターバックスみたいに容器持参できたらいいでしょうけれど。

スターバックスといえば、スタバでも増税のためテイクアウトが増える可能性があって、容器のポイ捨てが心配されているのでしたね。

 

私もタピオカドリンクに興味があるので、今後この問題が解決されていき、タピオカブームが長く続いていってほしいなと思います。

「藤井フィーバー」以来の将棋ブーム(現在も進行中のはず)くらい長く続いたらいいですよね(^^)。

 

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