アニメ・鬼滅の刃の第二期、遊郭編を楽しみにしている人は多いと思います。
そこで気になってくるのが、出演する声優さんですよね。
*この記事は、2021年5月22日に投稿されたもので、情報もその時点のものです。
二期は、「十二鬼月・上弦の鬼」のメンバーである「上弦の陸(ろく)」と、
主人公の炭治郎・妹のねずこ、そして鬼殺隊の仲間たちの激闘がメインです。
上弦の陸は兄妹の鬼で、妹の堕姫(だき)は、その美しさから、注目のキャラクターです。
ファンの間では、堕姫役の声優が誰になるのかの予想が盛り上がっていますね。
ここでは、どんな声優さんがいいのか、条件を考察して行きたいと思います。
十二鬼月・上弦の陸(ろく)とは?
鬼滅の刃の世界で、人間たちと戦う鬼たちの中でも、強敵なのが十二鬼月(じゅうにきづき)。
鬼のトップである鬼舞辻無惨が率いる最強クラスの鬼たちです。
上弦の鬼は、その中でも別格の存在で、
「無限列車編」では、上弦の参(さん)である猗窩座(あかざ )が、
圧倒的な強さをみせつけていました。
上弦の鬼の中で三番目に強い猗窩座ほどではないとしても、
上弦の陸も、呼吸術やヒノカミ神楽を使いこなし切れていない炭治郎にとっては、恐るべき強敵です。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)の兄妹鬼
ややネタバレになってしまいますが、上弦の陸は、兄と妹の二体の鬼です。
兄は妓夫太郎(ぎゅうたろう)といい、妹の方が堕姫(だき)です。
鬼滅の刃の世界の鬼たちは、元々は人間だったものが鬼化したものです。
堕姫(だき)は、人間だった頃は「梅(うめ)」という名で、
妓夫太郎は鬼化前後で名前は変わっていないようです。
この妓夫太郎と梅という人間の兄妹が、妓夫太郎と堕姫という兄妹鬼となり、
やがて力をつけて、上弦の陸となったわけですね。
兄・妓夫太郎の声優は津田健次郎さんを推す声が?!
上弦の陸のうち、兄の妓夫太郎の役は、津田健次郎さんが有力視されているようです。
【参考記事へのリンク】 「鬼滅の刃」第2弾の声優は 「妓夫太郎」に津田健次郎、「童磨」は宮野真守にして (JCASTトレンド)
また、二人を鬼にスカウトした童磨の声として、宮野真守さんが有力視されていることもリンク先の記事からわかりますね。
津田健次郎さんは、「テニスの王子様」の乾(いぬい)先輩で有名だと思います。
他に、悪役キャラも演じていて、「結界師」の白(びゃく)は、
妖の組織を率いるカリスマがありつつ、ちょっと怖くて暗い感じのキャラでした。
なので、妓夫太郎にも、津田さんは、ぴったりの声優さんといえるでしょう。
ここでは仮に、妓夫太郎が、津田さんだったと仮定もしつつ、堕姫に求めたい条件を考察していきます。
堕姫(だき)役の声優に求めたい条件は?
堕姫を演じる声優さんには、どのようなことが求められるのでしょうか?
ここで、考察してみたいと思います。
- 美しく妖艶な魅力がある
- 純粋な少女も演じられる
- 兄役とシンクロできる
- わがまま・弱虫・傲慢を表現
堕姫は、普段は人間のふりをして生活しています。
遊郭で花魁として暮らしているのです。
しかも、数世代にわたって、若いままの姿をしていたりします。
そのような、美しく、妖しい魅力を演じることが求めるでしょう。
さらに、堕姫になる前の、まだ梅という名の人間の少女だった時代の(兄の)回想シーンや、
死後の精神世界(?)において梅の姿をしていたシーンも描かれます。
梅は、遊郭の客に怪我をさせたため、復讐されて死んでしまったのですが、
基本的には純粋な性格で、兄を慕う少女でした。
そうした一面を演じ分けられることも、声優さんに求められる条件と言えるでしょう。
また、堕姫の身体は、妓夫太郎が操ることもできるようで、
全く同じセリフを同時にしゃべっているシーンがありました。
「これが俺たちのやり方だからなあ」と。
この場面をアニメで描くために、妓夫太郎役(仮に有力視される津田さんだとして)の声・話し方とシンクロしつつも、
「俺」という一人称、男言葉も似合うような声が望ましいですね。
また、堕姫は、美しさ・妖艶さばかりが注目されがちですが、
「鬼滅の刃」の作品世界の鬼らしい、醜い一面も持っています。
美しい者以外は価値がないという考え方から、
年をとった人間は喰わないのですが、
それでも気に入らない場合は命を奪います。
食糧として襲うのではなく、単に蹂躙するためだけに殺すのですから、
とてもたち悪いですね。
また、音柱・宇随天元にあっさり斬られたときには、
泣き出してしまい、とても情けない感じでした。
戦いが始まる前も、遊郭で働いている子どもにパワハラするなど、かなり嫌な性格をしています。
また、戦いに敗れたときは、兄のせいにしようとしたりもします。
堕姫には、わがままで弱い、そのわりには傲慢な思い上がった性格、という一面もあるのです。
堕姫役の声優さんは、こうした複雑な性格も、演じられる必要がありますね。
鬼滅の刃・堕姫役は沢城みゆきさんが有力候補?
アニメファンたちの間では、堕姫の声優さんは、
沢城みゆき(さわしろみゆき)さんがいいという意見が有力そうです。
ここでは、独自考察として、沢城さんが適役なのかどうかを、
先ほどの条件から考えてみましょう。
沢城みゆきさんは、「ルパン三世」で峰不二子を演じていますので、
美しく妖艶な魅力を表現するのは得意と考えられます。
次に、兄・妓夫太郎と同時に同じセリフをしゃべるシーンで、
兄役とうまくシンクロできるかについてです。
ここでも仮に津田さんが演じるとして話を進めます。
津田さんの声の特徴は、低い声をベースとしつつも、
ときおり裏返るというか、高い声が混じる点に魅了があります。
一方で、沢城さんは、女声としてはやや低くて重めのボイスながらも、
高めの声で軽快に話す演技もします。
もしも津田さんと沢城さんのペアであれば、十分にシンクロ可能と期待していいでしょう。
傲慢な性格については、例えば、「賭ケグルイ」で沢城さんが担当している桃喰綺羅莉(ももばみきらり)は、
自分が楽しむためなら、相手をひどい目に負わせても平気なキャラです。
また、わがままさや弱虫の表現については、「化物語」などの「物語シリーズ」における、
神原駿河(かんばるするが)の、たまに、だだをこねる感じ(勝手なイメージかもしれませんが)に
通じるものがあるでしょう。
それから、バトルものの出演としては、「ハンターハンター」のクラピカ役があるので、
緊張感ある戦闘シーンも期待できるかと思います。
少し心配なのが、少女時代の梅の雰囲気を出せるかどうかですが、
声優さんというのは色々な年代を演じ分ける技術を持っていますので、
むしろ、これまでのイメージと違う、新境地が拓かれる可能性が期待できそうですね。
まとめ
鬼滅の刃のアニメ第二期で、上弦の陸・堕姫の声優さんが誰になるか、気になります。
堕姫に必要と思われる条件を考え、
有力と予想される沢城みゆきさんが適任かどうかを考察しました。
かなりよい人選なのではないかと思われます。
とはいえ、他にも有力視される声優さんはたくさんいますし、
誰になるかは、発表されるまでわかりませんね。
放送時期も決まりましたし、担当声優さんが公表されるのが楽しみですね!
コメント