【習慣化】毎日継続は難しい!続けるコツやマインド、三日坊主対策方法

勉強でも習い事や趣味でも、人は何かを続けることができないものです。

趣味で上達することによるプライベートの充実や、

スキルアップの結果としての仕事の成功など、

有意義なことを継続することで大きなものが得られるので、

是非ともこの「続かない問題」を解決したいですよね。。。

 

 

大切なのは、日常的に当たり前のように継続できるようにすることです。

特にやろうとしなくても自然と行う行動のことを人は習慣と呼びます。

なので、習慣化するためには何をすればいいのか、ということがわかればいいのですが・・・。

 

 

どうしたらいいのか?結論から言うと、次の通りです。

 

  • 周囲からのイメージを利用する
  • できることをやって自信をつける

 

以下、これらの方法論と、背後にある考え方の説明をしてみたいと思います。

 

こんなことでも3日坊主に?具体例

 

人は、案外簡単なことでも続けないものです。

個人的な経験になりますが、例えば次のようなことでも、

長期間となると中々できなかったりしました。

 

  • 自炊
  • 朝活
  • 筋トレ
  • 糖質制限
  • 語学勉強
  • ブログ記事の投稿
  • プログラミング学習

 

上記リストには、人によっては毎日当たり前のようにやっているものも含まれていますね。

 

補足すると、そんなにハードにやろうとしていたわけではないです。

だから、さほど大したことではないはずなのですが。。。

いつの間にかやめていた、というような感じでやらなくなっていることが多いです。

 

 

他にも、読書とか運動とか楽器とか、習慣化できたら絶対いいのに、続かなかったものが色々あります。

 

続いた期間はものによって違いますが、3日坊主どころか1日で終わってしまうものもあれば、

1か月近く継続できたのに、1日さぼってしまった途端に中々再開しなくなったり、結構幅はあるのですが、

全部総称して「3日坊主」と呼ぶことにしましょう。

 

さて、3日坊主にならないようにするための対策とは、どんなものなのでしょうか?

 

その前にまず、人間にとって何かを継続することが難しい理由についてみていきましょう。

 

人の行動は無意識な習慣がほとんど

 

人の行動というものは、はっきりとした思考や意図によって決めていることよりも、

むしろ、なんとなくで決まってしまうことの方が多いと言われています。

 

意識的に『これをやるぞ』と思ってしていることよりも、

なんとなく、無意識的、自動的にやっていることの方が、

たくさんあるということです。

どうして自分がこの行動をしているのか、するようになったのか、

本人にさえわからなかったりしますからね。

 

 

そのような、特に意識せずともなぜかやっている行動は、

「習慣」と呼ばれます。

 

継続したいことを習慣の中に組み込む

 

人の行動は習慣的なものがほとんどだということは、

それだけ多くの時間を、意識的・意図的な活動にではなく、

自動的な行為のために使ってしまっているということを意味します。

 

自動的、そして多くの場合、受動的で惰性的であり、

あまり意義深いことではないのが普通でしょう。

 

そうであれば、一生懸命頑張ってきたこと、今度こそやろう、やろうと思っていることに思うほど時間が使えず、

冷静に考えると無駄としか思えないことにばかり、いつの間にか長時間を費やしている、という状態になってしまいます。

しかも、そうなるのがごく自然な道理というか摂理である、というおそろしい真実があるわけです。

 

 

なんだか絶望的な気持ちになってきますね(^^;)。

でもここで、想像してみてください。

もしも、習慣的な行動の中に、自分が続けていきたい何かが含まれていたとしたら?

 

その場合は、こうなります。

 

続けることで大きなものを得られる可能性のある行動を、

いつの間にか、当たり前のように、特に意識したり考えることなく、

つまりはほとんど自動的に、一日の中のかなりの時間、やっている。

 

それってもう、ものすごく理想的ですよね。

もはや3日坊主とかには悩まされることなどありえませんね。

3日坊主の完全対策といえます。

 

 

以下、そういう自分を手に入れるためにすべきことについての説明です。

 

「毎日やってる人」と思われること

 

物事を継続することの困難を乗り越えるための一つの有力な手段は、他人を利用することです。

 

もう少し正確に言うと、利用するのは他者の「目」になります。

 

仮に自炊を継続したい場合は、周りの人たちに、

「いつも自分で食事をつくっている人だ」というイメージをもってもらうことです。

 

具体的なやり方としては、これから継続したいことを周囲に宣言してしまうというのが一番早いかと。

リアルの知り合いでなくとも、SNSやブログなどで公言してしまうというのでもOKです。

反応をよくするために、目標設定や期限なども公開してしまう、より上級者向けのやり方もありますね。

 

人は期待されたような人物になる

 

なぜそうするのが大事なのかというと、

「他者からどういう人だと思われているか」によって、

「実際に自分がどうあるか」が変わってくるからです。

 

 

例えば、自分が誰かに低く評価されているとき、

本当はもっとできるのに、実力を発揮できないことがありませんか?

親とか先生に、「運動できない子」とか「勉強しないやつ」みたいに決めつけられていると、

いつも以上にできなくなってしまったりとか。

 

誰にでも、そういう種類の経験は、一度くらいはあるはずです。

 

 

逆に、人から頼られたり、「この人ならやってくれるかも」と思われたりしたら、

その気になったり、奮い立ったりしませんか。

例えば、スポーツとかで、『頼む!ゴールを決めてくれ』みたいに言われたりとか。

そういうときって、失敗に終わったとしても、一生懸命やった経験が後にちゃんと残る気がします。

 

自分が継続していることに関して、

他人から応援や尊敬をされたり、

興味をもってもらうことで自然に話すことができたり、

そういう状況ができていたら、孤独な状態でいるときよりは絶対続けやすいですよね。

 

承認欲求と報酬系の作用

 

人間には承認欲求というものがあると言われています。

褒められたり認められたり、すごいといってもらえたりしたい、という欲望があって、

それを満たすためなら、お金をたくさん使ったり危険なことをしたりとかするみたいです。

 

なので、そのような意味でも、何かを継続したいことがあったら、

それをやっている自分を褒めたり認めてくれる環境に身を置くといい、ということが言えます。

 

 

さらに、周りからの反応があることで、報酬系の作用がはたらいてきます。

どういうことかというと、何らかのアクションをしたときに、

何か嬉しいことが返ってくると、その行動を繰り返すようになる、というものです。

 

報酬系というのは脳内のあるメカニズムであり、

何かを期待して起こした行動によって得られた結果に対しての反応をつかさどるはたらきがあります。

 

報酬系の作用により人は、期待以上の結果が得られたときに好ましい反応をするのですが、

例えば中毒性があるゲームとかは報酬系をたくみに利用しているはずで、

人によってはどんどん依存するようになることもあるようです。

 

また、SNSは、「いいね」の数など、わかりやすい形で結果が返ってくるので、

報酬系を刺激しやすく、やはり中毒性があります。

 

依存まで行くと危険ですが、SNSを上手に利用できれば、何かを継続するために役立てられます。

「今日勉強したこと」「昨日の筋肉トレーニングのメニュー」「自炊してつくった料理の写真」など、

アクティブな活動を人にみてもらうのに使うのであれば、有意義で生産的に使えるでしょう。

 

なので、SNS上で継続していることについて報告を行えば、

どんどんはまっていくので、3日坊主にはかなりなりにくくなってきます。

 

もちろん、リアルでの人とのつながりを利用するのもいいでしょう。

依存させない程度に、適度に反応してくれる人に、

続けたい趣味や勉強などのことを話してみるといいと思います。

 

絶対にできることを必ずやる

 

人からどう思われるかによって、自分のあり方は必然的に変化していくと説明しました。

 

でも、それだけで本当に行動力を身につけることができるのでしょうか?

結局は自分次第なので、ちょっとしたことでまたもとの自分に戻ってしまうかもしれませんね。

応援してくれた人との関係が途切れることもありえますし。

 

だから、自分自身の内面からも、習慣化のためのアプローチをしておくできしょう。

 

小さなことを確実にやる

 

何かをやるぞ、と決めて取り組むとき、きっと、

一日の行動の目標を設定していると思います。

 

継続が経ちきれる理由には、その目標がかなり負担になるというのがあります。

無理をしてでもやり続けようとした結果、だんだんときつくなっていくのです。

 

そういうとき人は、たとえやる気があっても、始めるのにかなりのエネルギーが必要となります。

中々始めることができずに1日が終わってしまったりします。

 

 

そうならないためには、自分が絶対確実に実行できることを必ずやる、という方式をとりましょう。

いわゆる「行動までのハードルが低いこと」をその日の目標とするのです。

 

やり始めると思ったより進む

 

『そんな小さなことばかりやっても意味あるの?』

 

そういう風に思う人は多いし、それはもっともなことです。

 

 

しかし、そう思ってしまって何もしないよりははるかにいいのです。

 

実際、一度やり始めると、案外集中してやれたりします。

やることを明確にしてさえいたら、短時間なら問題なくやれるものです。

 

ただ、途中で飽きたり、疲れて嫌になったりというのはあるかもしれません。

 

 

そういうときは、とりあえず数分間くらい休憩してもいいかもしれないですね。

そして、今の疲れた自分にできるのはどの程度のことかを考え、

また小さな目標を設定して、再開すればいいのです。

 

すると、先ほどまで『もうだめだ!』くらいに思っていたのに、

意外とできたりして、気分が落ちているときの自分には想像できないくらいのところまでいつの間にかたどり着いてたりすることもあります。

 

コツは潜在意識から変えること

 

他人の目を利用するのも、小さなことから自分を変えていくのも、

一見すると、まったく別なことのようですが、

根底にあるものは、実は共通しています。

 

潜在的な自己イメージを変えよう

 

それは、どちらも潜在意識の中の自己イメージを変える行為であるからです。

 

潜在意識の中で、自分自身を、どのようにイメージしているかが、

自分の日々の行動を変える上で大切なのです。

 

心とか脳の深い部分で、自分はこういうやつだ、という思い込みを人はもっていて、

今の自分を変えるというのは、その思い込みに逆らうことを意味します。

そして、その反逆(?)に対して潜在意識は、全力で鎮圧しようとしてくるらしいのです。

だから、あんなにも難しいわけなのですね・・・。

 

 

逆に言えば、その潜在意識を書き変えていくようにするのが、

継続力を手に入れるためのコツであるということになるのです。

他人がもっている自分へのイメージだったり、

自分自身が一つ一つ、前に進む成功体験を積んでいくことなどによって、

少しずつ変化していきます。

 

上手くいかなくても切り替えるためのマインド

 

潜在意識についての説明のところで、

物事を続けようとしても中々上手くいかないことの理由が説明ついたと思います。

同時に、とても難しいことであるような感じもしてきたでしょう。

 

成功体験を体験し続けるにしても、どうしても途中で途切れることもありそうですよね。

 

そんなとき、また「できない自分」というイメージというかレッテルを、

潜在意識は自分に対してまたつくってしまいます。

 

本当に厄介ですね、潜在意識って(^^;)。

 

 

そんなときは、必要以上に落ち込まないことが肝心です。

 

先ほど説明したように、継続しにくいメカニズムが人間にはあるのですから。

ある意味では、できなくても当たり前でさえあります。

 

なので、気にせずにまた始めればいいのです。

これまでやってきたことを思い出し、

『途切れたけれどこれくらいはできたのだから、大きな進歩だ!』

と考え、また小さなことから始めていくようにしましょう。

 

まとめ

 

物事を継続するための考え方や方法について説明してみました。

 

  • 他人の目を利用する
  • 少しやることを繰り返す
  • 潜在意識を変えていく
  • できなくても切り替える

 

ここで紹介した方法は、すべてではありませんし、

絶対にうまくいく方法というのは存在しないのかもしれないです。

だからこそ、最後の項目が大切になります。

 

何事もやはり、うまくいっていないときに踏みとどまれるかが肝心ですね。

人というのはさぼってしまうものなのだから仕方ない、と、考え、

落ち込まずに新しい気持ちにリセットしてまた前に進むようにするのが、

成功のための最大のコツであるといえるでしょう。

 
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