2019年7月19日(金)、映画「天気の子」がいよいよ公開ですね!
映画に先駆けて1日前に発売されている原作、「小説 天気の子」。
さっそく読み終えた人、映画を観てから読もうとしている人、など、人によって色々あると思います。
私は電子書籍版で予約購入していち早く小説を手に入れ、読み終えました。
ネタバレなどをするのもいいのですが、ここではなるべく核心に触れないレビューをしてみたい気もします。
そこで考えたのが、映画を観た人々の反応を予想する、というものです。
「食べ物」という、ちょっと変わった切り口を思いつきました。
作品のテーマと違うじゃないか、と意外に思うかもしれませんが、
「小説 天気の子」には色々な食べ物が登場するのです。
そして、個人的には、読んでいてとても魅力的に感じました。
すべてかはわかりませんが、映画「天気の子」にも、当然それらの食べ物は登場すると考えられます。
一応、物語が進むために重要な役割を果たしているものもありますし。
なので、映画を観終わった後に、観客の人たちの印象に残る食べ物や、
急に食べたくなるものがあると思うのです。
それを、大胆予想(?)してみようというのが、今回の内容になります。
以下、重要なネタバレとか全然ないと思いますが、
まったくの白紙の状態で映画や小説を楽しみたい方は、
後からでも読んでくだされば幸いです。
「天気の子」登場のマクドナルドの食べ物
家出少年である主人公・森嶋帆高(読み方は「もりしまほだか」)は、当初、東京で住む当てもなく、
限られた家出資金もどんどん減っていき、辛い思いをしていました。
なにしろ、天気が狂ったようになっていて、東京にきてからずっと雨が続いていましたからね。
精神・肉体ともに疲弊していたに違いありません・・・!
【予想1】天気の子を観るとビッグマックが食べたくなる
小説の試し読み版に掲載されていたため、
発売日より前の段階でも読めたシーンなのですが、
帆高がマクドナルドで夕食を食べている描写があります。
帆高が注文していたのは、ハンバーガー、とかではなく、、、
ポタージュスープでした。
それも、連日。それが夕食だったのです。
そんな少年を見かねた優しいバイトの店員さんが、こっそり
帆高にもってきてくれたのが、ビッグマックでした。
東京での厳しい現実(と空腹)に苦しんでいた少年にとって、
この店員さんの優しさは、かなり心に刺さったようです。
ちなみにその店員さんというのが誰なのかは、是非ご自分で確かめてみてください(^^)。
ポタージュスープもいいかも?
空腹の帆高少年が、両手で包んで大切に飲むポタージュスープ。
正直、中々心を動かされます・・・!
私は、マックのメニューににスープがあることさえ知りませんでしたが、
ポタージュスープというものを一度頼んでみるのも悪くないな、
などと思い始めました。
調べてみると、最近のマクドナルドには、「ポタージュスープ」というメニューはなく、
「コーンクリームスープ」という名称になっているようです。
しかし残念なことに、期間限定での販売で、現在は取り扱いはありません。
例年は10月頃から販売されるようです。
「天気の子」で帆高が東京に来た季節は夏なので、同じ季節でないのは残念ですが、
もし例年通り「コーンクリームスープ」が10月に販売され始めたら、
帆高のように大切にいただきたいですね(^^)。
「天気の子」に登場するチャーハン
帆高少年にとって、ビッグマックは、とても心に残る食べ物となりました。
小説の中で、さらにそれ以上に魅力的に描かれている食べ物が、チャーハンです。
こちらは、お店で出されたものではなくて、手作りです。
誰のかは、なんとなく察しがつくかもしれませんが、
自身で確かめてください(^-^)。
ポテチ入りのチャーハン
そのとても美味しそうなチャーハンなのですが、
ちょっとスペシャルなものなのです。
なんと、コンビニのポテトチップスが使われています。
「ポテチャーハン」とかいうネーミングでした。
小説では、料理している場面の、音とか香りの描写なんかもあって、
読んでてかなり食欲が刺激されますね。
これが映像になったら、さらにすごいのでは、と想像してしまうわけです(笑)。
あと、それと一緒に、チキンラーメンの入ったサラダも出されます。
こちらも、地味に美味いと思われ、真似したくなりませんか?
「天気の子」に登場するその他の食べ物
小説には、それ以外にも、中々美味そうなものが出てくるので、
紹介しておきたいと思います。
お湯を入れて2分のカップラーメン
なんと、次のような奇妙な(?)サイトがあるのです。
対象となる映画で「天気の子」を観た人が先着で特別なカップ麺をもらえることを告知したサイトです。
このサイトでは、カップ麺は「2分でもうまい」みたいなことが書かれていますね。
「天気の子」の中では登場人物たちが、「2分でもうまい」どころか、2分でつくることを絶賛してるような感じでしたね。
わりと展開的には、物語終盤、話がシリアスになり始めて以降のシーンなのですが・・・。
そういう悲愴な状況にあって、一緒にいることの大切さを噛みしめ勇気を出そうとしていることの結果なのかもしれませんね。
なので、映画を観た人もきっと、2分でつくるカップヌードルというものを、試したくなることでしょう。
それにしても上記のリンク先のサイトは傑作ですね。
その他(カロリーメイト、チキン南蛮、チョコパイ)
あと、カロリーメイトとチキン南蛮も、個人的にはとても印象に残っています。
チキン南蛮は、須賀さんという、帆高が東京でお世話になる人物が食べていたものです。
「嬉しそうに」チキン南蛮定食を食べる場面があるのですが、
「大人っぽい」中年の男が、「いやあ、なかなか美味いよ」とか言いながら食べているものだから、
そのシーンを読んでいると急に空腹に襲われてくる気がします(笑)。
ただ、ちょっと理由があって、この時は、須賀さんの第一印象は若干最悪でしたけれど。。。
カロリーメイトに関しては、帆高がとても大切そうに食べるシーンが、心に刺さりました。
しかも、その非常に貴重な食料を、野良猫に分けてあげるのだから、感動的です。
猫に食べさせていいものなのかどうか、知りませんが(^^;)
新海監督は猫好きなはずなので、多分大丈夫、、、かな・・・?
そして、個人的には一番のお気に入りが、チョコパイです。
映画で描写があるかはわかりませんが、小説で、帆高が、
あるおばあさんのお家で、チョコパイを手渡され場面があります。
その際なぜか、大事なものを渡された気分に帆高はなるのです。
実際、そのときしている会話は、確かにとても大切なものなのですが、
その大切さが「チョコパイ」というただのお菓子によって表現されている(?)
という点が、妙味があってとてもいいな、と、私には感じられました。
共感が得られるかどうか自信はありませんが。。。
まとめ
今回の内容は、小説版の「天気の子」を一回読んだ立場から、
映画「天気の子」を視聴された人がもつであろう感想の予想です。
ネタバレ防止の意味もあって、ストーリーにはなるべく触れないような反応の予想をしました。
それにしても、今回の記事は本当に物語の筋と関係ありませんね(^^;)
今回は「食べ物」という切り口にしましたが、他にもテーマがあるかもしれません。
また、今回書ききれなかったものもたくさんあるので、
また少しずつ追記するとか別記事でまた扱うとかができたらいいな、と思っています。
コメント